ココ
2017年10月25日
10月の16日の月曜日
歯医者の帰りにスーパーへ寄った
もう薄暗くて、小雨が降っていた。
いつもと違う入り口から入ろうとすると、
子猫がチョコチョコとやってくる
誰かが来ると、「私に気づいて!」と寄ってきては、また逃げていく
誰か、捨てて行ったなあ。
数年前もダンボールがおいてあって、子猫が2匹チョロチョロしていた。
その時は、店員さんがお店の奥へ連れて行ってしまった。
その時、何もできなかったことが残っていて、
どうしよう…
こんな時、
プーを保護した時も、ノンやモモを家につれてきたときも、いつも肩にどんよりとした重みを感じる。
知らないふりをできれば、どんなにラクか(´Д⊂)
今日は誰も気づいていないようだし、
とりあえず、またお店を出た時にまだいたら、考えようと思ったけれど、
何を買いに来たかすっかり忘れてしまって、
猫の缶詰を一つ買って、ダンボールをもらって店の外にでた。
まだウロウロしている。
野良猫がいるような場所じゃないし…
誰かが買い物をしている間ここに猫をおいているわけはないし…
小雨の降る中、ダンボールに缶詰を置いて、中に入ったところをつかまえようとするけれど、警戒心が強いから、なかなかダンボールにいれられない。
しばらくやっていたけれど、捕まらないので、
お父さんに、病院に連れていくときのキャリーケージを持ってきてもらった。
キャリーケージの中にエサをいれ、なんとかうまくフタをすることができた。
家につれてきて、ペット用のケージを組みたて、その中にとりあえずいれた。

何か病気があるかもしれないから、家の猫達とすぐにはいっしょにはできない。
里親探しをしよう。また、都賀猫さんの里親会にお世話になろう。
ところがこの子、まったく人懐こくなくて、ネコパンチをされては、ひっかかれた。
こんなんじゃもらってくれるわけがないねえ。
一ヶ月くらいかければ人に慣れるかなあ。
もし里子にだせなければ、
猫小屋にいれようか、家の中の猫にしようかと迷っていた。
医者に連れて行くにもどうやってキャリーケージにうつそうか?
病院でこんな危なっかしい子みてくれるんだろうか?
『なつかない猫 病院』 で検索すると、
なつかない猫を愛情を持って、飼っている人がたくさんいらした。
みんなエライなあ!
そして、昨日、捕まえた時と同じように、ケージの中にキャリーケージをいれ、エサでつってみごと成功。
病院に連れて行った。
病院では、先生上手に、洗濯ネットのような袋にバスタオルをかぶせながら、うまく猫を移動させ、
顔を見るときは、顔だけファスナーをあけてだす、足をみる時は、足だけファスナーを開けてだす、とさすがプロ。
おとなしい子のせいもあって、上手に診察してくれた。
ダニとお腹の虫くだしがいっしょになったフロントラインのようなものを垂らしてもらった。
そして、おなかに赤ちゃんがいるかどうか、エコーをかけてくれると言ったけれど、
赤ちゃんがいてもいなくても、避妊手術は早々にするから、エコーはしなくていいと断ってしまった。
これがちょっと失敗
じゃあ、手術は電話で予約するということになって、
血液検査の結果を待った。
すると、
なんと、白血病にかかっていたヽ(TдT)ノ
3歳までの発症率が80%
食器を共有したり、グルーミングで感染するので、他の猫とはいっしょにできない。
手術はできるけれど、手術で発症するかもしれない。
そのときは、もう手術はしなくていい 手術をして発症してしまうなら… と思って、
暗い気持ちで帰って来た。
もう、里親探しとか、猫小屋か家の中かなんて悩む必要はなくなった。
2歳で白血病で亡くなったコナツと同じように、
お父さんの部屋の猫になることにした。
ケージを2階へ運び、
コナツがおとうさんの膝によく座っていたように、
この部屋でかわいくしてくれればなあ
コナツのことを想いだし、
”ココ” と名前を決めていたのに、コナツと何度も呼んでしまい、
名前はコナツにしようか となった。
でも、横から見ていてはわからないけれど、真正面から見ると、横腹がふくらんでいるように見えた。
もしかしたら、やっぱり赤ちゃんはいるかもしれない。
そして、気づいた。
もし産まれてしまったら、白血病の猫がたくさん生まれてしまう。
やはり、エコーをとってもらえばよかった。
赤ちゃんがいれば、避妊手術をする、お腹に赤ちゃんがいなければ、手術はしない。
この部屋にいれば、妊娠することはないからだ。
また、病院に行ってエコーを撮ってもらうしかない
しかし、昨夜は、サイアクだった。
今までは玄関にいて、とてもおとなしかったのに、
お父さんの部屋で、一晩中鳴き続けた。
ダメだよ、置いてもらっているんだから、
夜、なくのはNGだよ!
昼間は病院に行ったし、
テレビの音なんて初めて聞いたかもしれないし、
得体の知れない巨体の動物がいるし、
興奮してしまったのかもしれない。
もう、お父さんの部屋にも置いておくことはできなくなってしまって、
今朝、またすぐに玄関にケージを移動した。
いつまでも、玄関にケージを置いておくわけにはいかない。
他の子達もいるし…
また、名前はココにもどった。。
猫をTNRをして、リリースする意味がわかったような気がした。
人間の世界に慣れていない猫には、今までいた世界が一番いいんだ。
でも、ココは、今までいた場所にいてほしくない人間に、スーパーに捨てられた。
ココには、リリースする場所がない。
いつまでもケージの中ではかわいそうだし、
この家の周りにリリースして、食事を食べにもどってくるだろうか。
短い人生、自由にしてあげるのが一番かなとも思うけれど、
それには、"食事はついて"の自由だ。
お腹を空かしてはかわいそうだから…
そして、もしリリースするには、お腹に赤ちゃんがいなくても、手術はしなくてはならない。
この家の周りに、また猫が増えてしまうのは困る。
やっぱり、赤ちゃんがいてもいなくても、手術をしなければならない ということになる。
もう、なんだかわからなくなった。
どうしたらいいんだろう。
今夜は、玄関で静かに寝ている。
かわいい子なのに、かわいそうに…

歯医者の帰りにスーパーへ寄った
もう薄暗くて、小雨が降っていた。
いつもと違う入り口から入ろうとすると、
子猫がチョコチョコとやってくる
誰かが来ると、「私に気づいて!」と寄ってきては、また逃げていく
誰か、捨てて行ったなあ。
数年前もダンボールがおいてあって、子猫が2匹チョロチョロしていた。
その時は、店員さんがお店の奥へ連れて行ってしまった。
その時、何もできなかったことが残っていて、
どうしよう…
こんな時、
プーを保護した時も、ノンやモモを家につれてきたときも、いつも肩にどんよりとした重みを感じる。
知らないふりをできれば、どんなにラクか(´Д⊂)
今日は誰も気づいていないようだし、
とりあえず、またお店を出た時にまだいたら、考えようと思ったけれど、
何を買いに来たかすっかり忘れてしまって、
猫の缶詰を一つ買って、ダンボールをもらって店の外にでた。
まだウロウロしている。
野良猫がいるような場所じゃないし…
誰かが買い物をしている間ここに猫をおいているわけはないし…
小雨の降る中、ダンボールに缶詰を置いて、中に入ったところをつかまえようとするけれど、警戒心が強いから、なかなかダンボールにいれられない。
しばらくやっていたけれど、捕まらないので、
お父さんに、病院に連れていくときのキャリーケージを持ってきてもらった。
キャリーケージの中にエサをいれ、なんとかうまくフタをすることができた。
家につれてきて、ペット用のケージを組みたて、その中にとりあえずいれた。

何か病気があるかもしれないから、家の猫達とすぐにはいっしょにはできない。
里親探しをしよう。また、都賀猫さんの里親会にお世話になろう。
ところがこの子、まったく人懐こくなくて、ネコパンチをされては、ひっかかれた。
こんなんじゃもらってくれるわけがないねえ。
一ヶ月くらいかければ人に慣れるかなあ。
もし里子にだせなければ、
猫小屋にいれようか、家の中の猫にしようかと迷っていた。
医者に連れて行くにもどうやってキャリーケージにうつそうか?
病院でこんな危なっかしい子みてくれるんだろうか?
『なつかない猫 病院』 で検索すると、
なつかない猫を愛情を持って、飼っている人がたくさんいらした。
みんなエライなあ!
そして、昨日、捕まえた時と同じように、ケージの中にキャリーケージをいれ、エサでつってみごと成功。
病院に連れて行った。
病院では、先生上手に、洗濯ネットのような袋にバスタオルをかぶせながら、うまく猫を移動させ、
顔を見るときは、顔だけファスナーをあけてだす、足をみる時は、足だけファスナーを開けてだす、とさすがプロ。
おとなしい子のせいもあって、上手に診察してくれた。
ダニとお腹の虫くだしがいっしょになったフロントラインのようなものを垂らしてもらった。
そして、おなかに赤ちゃんがいるかどうか、エコーをかけてくれると言ったけれど、
赤ちゃんがいてもいなくても、避妊手術は早々にするから、エコーはしなくていいと断ってしまった。
これがちょっと失敗

じゃあ、手術は電話で予約するということになって、
血液検査の結果を待った。
すると、
なんと、白血病にかかっていたヽ(TдT)ノ
3歳までの発症率が80%
食器を共有したり、グルーミングで感染するので、他の猫とはいっしょにできない。
手術はできるけれど、手術で発症するかもしれない。
そのときは、もう手術はしなくていい 手術をして発症してしまうなら… と思って、
暗い気持ちで帰って来た。
もう、里親探しとか、猫小屋か家の中かなんて悩む必要はなくなった。
2歳で白血病で亡くなったコナツと同じように、
お父さんの部屋の猫になることにした。
ケージを2階へ運び、
コナツがおとうさんの膝によく座っていたように、
この部屋でかわいくしてくれればなあ
コナツのことを想いだし、
”ココ” と名前を決めていたのに、コナツと何度も呼んでしまい、
名前はコナツにしようか となった。
でも、横から見ていてはわからないけれど、真正面から見ると、横腹がふくらんでいるように見えた。
もしかしたら、やっぱり赤ちゃんはいるかもしれない。
そして、気づいた。
もし産まれてしまったら、白血病の猫がたくさん生まれてしまう。
やはり、エコーをとってもらえばよかった。
赤ちゃんがいれば、避妊手術をする、お腹に赤ちゃんがいなければ、手術はしない。
この部屋にいれば、妊娠することはないからだ。
また、病院に行ってエコーを撮ってもらうしかない
しかし、昨夜は、サイアクだった。
今までは玄関にいて、とてもおとなしかったのに、
お父さんの部屋で、一晩中鳴き続けた。
ダメだよ、置いてもらっているんだから、
夜、なくのはNGだよ!
昼間は病院に行ったし、
テレビの音なんて初めて聞いたかもしれないし、
得体の知れない巨体の動物がいるし、
興奮してしまったのかもしれない。
もう、お父さんの部屋にも置いておくことはできなくなってしまって、
今朝、またすぐに玄関にケージを移動した。
いつまでも、玄関にケージを置いておくわけにはいかない。
他の子達もいるし…
また、名前はココにもどった。。
猫をTNRをして、リリースする意味がわかったような気がした。
人間の世界に慣れていない猫には、今までいた世界が一番いいんだ。
でも、ココは、今までいた場所にいてほしくない人間に、スーパーに捨てられた。
ココには、リリースする場所がない。
いつまでもケージの中ではかわいそうだし、
この家の周りにリリースして、食事を食べにもどってくるだろうか。
短い人生、自由にしてあげるのが一番かなとも思うけれど、
それには、"食事はついて"の自由だ。
お腹を空かしてはかわいそうだから…
そして、もしリリースするには、お腹に赤ちゃんがいなくても、手術はしなくてはならない。
この家の周りに、また猫が増えてしまうのは困る。
やっぱり、赤ちゃんがいてもいなくても、手術をしなければならない ということになる。
もう、なんだかわからなくなった。
どうしたらいいんだろう。
今夜は、玄関で静かに寝ている。
かわいい子なのに、かわいそうに…
