2021年08月07日

猫飼いのルール 禁止事項

他人の家の前に猫を捨てていかないこと



7月の梅雨が明けるという前日、午前中激しい雨が降った。

その夕方、玄関から外に白い物が動くのを見てしまった。

ドアを開けてみると、信じられない光景が。

真っ白い猫が2匹、ウロウロとしていた。

あんな激しい雨が降ったのに、体はきれい。

シッポがふさふさできれいな猫達だった。


誰かが置いて行ったなあ(゚皿゚メ)

ホントに信じられない

無責任

ただ、ただあきれてしまった。


うちは道路から入った一番奥の家

玄関からは、庭の猫小屋は見えない。

だから、近所の人も、うちに猫小屋があると知っている人は、少ないはず。

地元の人には誰にも猫小屋のことは話したことがない。

でも、道路からは、車からネットをはった猫小屋が見える。

だけど、あのネットを見て、猫小屋だって思う人もなかなかいないと思う。

たくさん猫を飼っている家の前に、飼えなくなった猫を置いていくという話は聞くけれど、

それが、うちなの?

どこでどういう話になっているのか、
この家に猫を置いていけば大丈夫と思われているなんて。


あきれて、信じられなくて、そこから思考が進まなかった。


すると、お父さんが外にでて猫を追い払った

「もう家の中に猫を入れるのはダメだよ。」

「猫小屋もダメ」

里親探しをするというと、

「うちがすることじゃない」


今回は、こう言われて、言い返せなかった。

保護して里親探しをしても、里親がみつからないこともあるだろうし、
ココのように保護したら、猫白血病や猫エイズなどの病気持ちかもしれない。

これ以上、猫を飼うのも、自分の年齢や病気のことを想うと、

とっさに、保護するという決心がつかなかった。

でも、明日朝起きて、まだいたら行動に移そうと思ったのだけれど、

翌朝には、いなかった。


その日は、近所を探し回った。

モモの散歩も3回行った。

探すといっても、よその農家の敷地内に入るわけにもいかないから、道路を歩いているだけ。

ここ、アランやミント、カリンが脱走した時、よく探し歩いたなあ

この道歩いていて、見つかったことはない。ただ、気休めで歩いているようなもの。

ただかつてと違っているのは、杖をついていること。

股関節が痛くて、最近は杖をつくようになった。痛くなるから、人目など気にしない。

ふだんはなるべく歩かないようにしているけれど、この日はいつもの何倍も歩いた。


結局、見つからず、こんなに探し回るなら、なんですぐに保護しなかったんだろう。

猫を置いて行かれても、足があるから、動き回ってしまう。

食欲もなくなって、落ち込んだ。

もし夕方、外を見ずに気が付かなければ、知らない間にいなくなってしまっていたのだから、気が付かなかったことにしようと無理やり思おうとした。

うちの前に猫を置いて行った人は、平気でおいしくご飯を食べているんだろうか?


なんでこんな辛い想いをしなくてはならないのか


胸が苦しくなる発作は、ストレスによることもある。
こんなことで、また胸が苦しくなったらどうしようかと不安に思っていたら、

夜、お風呂の中で、急に胸が苦しくなった。
大急ぎで、体を拭いて、ベッドに倒れこんだ。
20分間くらいは激痛
一度、発作が起こると、しばらくは毎日この激痛に襲われる。


やっぱり、ストレスでこうなっているんだろうか。

もし、すぐに保護していたら、胸が苦しくならなかったのか。

もし保護していたら、忙しい思いはするけれど、助けたという満足感でストレスにはならなかったのかもしれない。

私って、満足感のために、今まで犬や猫を保護してきたんだろうか?


思ったことは、

ボランティアというのは、

人それぞれ、関心を持つ対象が異なっていて、

犬や猫だったり、被災地のことだったり、国際的に貧困な地域の人達だったりに対して、

少しは役に立ちたい、助けたいという想いで、ボランティアをするのだけれど、

結局は、

自分自身もボランティアをすることで、

相手の現状を少しはよい方向にもっていったということで、心の平静を保つことができるのではないか、と。


なんで保護しなかったのかと、辛い日々を過ごした。

猫のことでこんな落ち込むなんて、
災害や交通事故で家族を突然なくした方のことを想うと、申し訳ない気持ち。


すごく素敵な猫達だったので、きっとうちよりも良い環境のお宅に拾われて、第2の猫生をはじめているにちがいない。

うちには縁がなかったのだ


心臓病で杖をついて歩いている婆さんの家の前に、猫をすてないで欲しい。
保護できない状況に、気が狂いそうになる。。




あまりに落ち込んでしまったので、少しでも気分をアップさせようと、メグにかぶりもの。

さすが凛々しいメグ

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メグ、落ち込んでいる私に気を使って、
こうすれば喜んでもらえるかと、
吠えてみた

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ゆうたは、かぶりもの、苦手で
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耳をだしてあげると、なんとか

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ゆうたはまだまだだね。


でも、やっぱり気分はあがらず。゜゜(´□`。)°゜。

さんざんな7月でした



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