マリアの９回目の月命日

マリア　
早いもんだねえ
もうマリアが亡くなって９カ月も経ったよ

マリアが亡くなったのが去年の６月２日

父親が亡くなったのが３月２日

先日、父親の一周忌をしてきたよ

お坊さんが実家に来て、お経を唱えてくれた

そのあとで、お話をしてくれたよ

亡くなった後は、お坊さんになる修行に入ると聞いていたけれど
一周忌というのは、小学校一年生のような感じだと言う

新しいランドセルをしょったピカピカの小学校一年生を想い浮かべた

上級生のおにいさんおねえさんに支えられて、
がんばっているのだとか

この世にいる私たちが助けてあげられることは
私たちが人のためになる行いをすること

たとえば、道にビンが落ちていたら、あとから来た人がそのビンでつまずかないように、拾って片づけておく

その人のためになる行いの７分の１が、亡くなった父親にむかうのだという。　回向というそうだ。
なんだか聞いたことがある言葉だ。

会社と家との往復で、忙しない毎日を送っていて、人のためになることなんてしてないなあとつくづく思う。

そういえば、『国境なき医師団』に毎月1,500円寄付をしているけれど、それは認められるかな

猫のためになることはダメなのかなあ

エサをあげなければ、お腹をすかして、ガリガリにやせてしまう外猫達に毎日、朝晩、エサをあげているけれど、これは父親のためにはならないのかなあ。

父親の供養になるいいことは、また、チャンスがあったら、しなくてはならないなあ。

マリアのために、今いる猫達にひもじい想いをさせないように、がんばるよ。

外にいるゆうゆうにそっくりの猫を、お父さんが家にいれたくて、悩んだいるようだよ。

我が家の仲間入りをしたら、マリアにも知らせるね。

またね、マリア